「真実を纒った氷炎龍と共に」剣盾S15最終954位

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当記事をお読みいただきありがとうございます。よつばです。

S15お疲れ様でした。

2月は一応春休みということで、気合いを入れて挑んだシーズンになりました。その結果は以下の通りになります。


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TNよつば 169勝147敗 レート1866

20や上位に食い込む実力、潜る気力は足りませんでした。

 

当記事は自分が今季どのように挑んだかについての反省、また使ったポケモンを紹介したいとの思いのため書き上げました。

よろしくお願いします。


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*レンタルは現在公開されてないです

[コンセプト]

•上位の伝説ポケモンに打ち勝てる可能性を秘めたWキュレムで無双する。

•有利サイクルから積みエースで全抜きを図る。

 

[構築経緯]

1.速いWキュレムは環境で強いのではないかといった発想から「りゅうのまい」と「ダイジェット」を技構成に組み込んだこのポケモンを主軸に構築を組み始めた。

2.Wキュレムでは体力が満タンのバンギラスや日食ネクロズマ、初対面のザシアンを相手することは難しいので、それらのポケモンをまとめて対処できると考えられるランドロスを採用。

3.キュレムダイマックスをする前にウーラオスフェローチェに対面してしまった際への引き先としてカプ・レヒレを採用。また、スカーフトリック型で採用することで、相手の展開の阻害し、起点を作成する役割も持たせた。特性の「ミストメイカー」が相手の状態異常技や龍技を半減することができるので、その点においてもキュレムと相性がいい。

ここまでの3体でサイクル展開が上手くいくことに気づき、これを基本選出とした。

4.ドリュウズでは崩せなかったヌオー+ラッキーに打ち勝て、ゼルネアスやラプザシアン、ウツロイドに強めなメタグロスを採用。

5.初めに採用していたカプ・コケコでは、ラプザシアンに対して不利な展開になってしまっていたので、構築的に初手に呼ぶウーラオスにも強めで、サイクルを回しやすい、先発として選出もしやすいサンダーを採用。

6.相手の物理積みエースとウツロイドのストッパーとして使っていたガメノデスの代わりに、エースバーン対策を厚くする役割もこなせそうな襷ウーラオスを採用。

その後、最終日までこの構築でランクマッチに挑んだ。

 

[個別紹介](以下選出画面順)

メタグロス@たべのこし
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努力値:H44 / A4 / B252+ / D36 / S172

技構成:コメットパンチ / コスモパワー / くさむすび / ボディプレス

-調整意図-

HB:ザシアンのせいなるつるぎインファイトを2耐え。

HD:ラプラスのキョダイセンリツ、ダイストリームに対して余裕を持って耐え。

S:S無振りランドロス抜き。S補正なし最速ラプラスと同速。

 

-備考-

 サンダーがラプラスと対面したときに、「ボルトチェンジ」からの引き先となれるように努力値を調整した。Sに多めの努力値を割き、中速帯で上から動けるようになっているため、バンギラスなどにも有利に立ち回れる。「コスモパワー」はBだけでなくDも上げられるため、積めば有利対面を広げられるが、「てっぺき」であれば「ボディプレス」での処理スピ-ドを上げられるので候補ではあった。

 技「くさむすび」はヌオー、ラグラージカバルドン等に負担をかけるために採用しているが、あまり使うことがなかった。

NNはこのポケモンが地雷枠(補完)であることを意味している。

 

ホワイトキュレム@いのちのたま
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努力値:C252 / D4 / S252+ 

技構成:フリーズドライ / クロスフレイム / ダブルウイング / りゅうのまい

-調整意図-

CS振り切りのエース

S:素早さ激戦区のため、準速100族を抜いておきたいという期待から最速。

 

-備考-

 カイオーガイベルタル、Sを積めばザシアンやムゲンダイナ、これら使用率の高い伝説ポケモンと戦える性能を持ったポケモン。特にカイオーガ軸に対してレヒレ、ウーラオスと共に選出することでとても強い動きをすることができた。また、初手に出てきやすいステロ撒き要因に強めであり、裏のウーラオスきあいのタスキを残しておく流れを作りやすかった。

 以前、ドリュウズというポケモンを愛用していたが、そのポケモンの「かたやぶり」という特性と同等の性能である「ターボブレイズ」を持っているため、ミミッキュや「マルチスケイル」持ち等に臆さず選出していけるところも最初にこいつを主軸に据えた理由のひとつである。また、場に出たときのアナウンスによってカイオーガのスカーフを判定することもあった。

 「りゅうのまい」+「ダブルウイング」の両採用により2つのルートでSを上昇させることができるので、ダイマ択が選びやすい。それと、ラッキーを突破することも可能だったりする。しかし、これらの技の採用はこのポケモンの技範囲を狭めてしまっているので片方の採用にすることも考えられた。その場合はバンギに強く打てる「だいちのちから」や、黒バドレックスに打ち勝つための「シャドーボール」などが採用されるのではないだろうか。

 持ち物は「いのちのたま」。シーズン序盤では「ラムのみ」を持たせ、「りゅうのまい」を積みやすくしていたが、Cが上がるわけではなく、縛れる範囲が窮屈であった。なので、戦える範囲を広げ、更に無双させてやろうという気持ちから「いのちのたま」を持たせていた。

 

ランドロス@アッキのみ
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努力値:H140 / A116+ / B252 

技構成:じしん / そらをとぶ / みがわり / つるぎのまい

-調整意図-

HB:威嚇込みでザシアンのきょじゅうざん2耐え。

A:耐久無振りザシアンをじしんで確定一発。

 

-備考-

 シーズン序盤では「オボンのみ」を採用していた。しかし、いじっぱりまでみるような耐久調整をしたので、ようきザシアンの「きょじゅうざん」乱数に泣いた。そのため、安定性を求め「アッキのみ」を採用。相手の物理アタッカーに受けだしすることが多いので、この持ち物が活きる試合が多かった。対ザシアン、引き際に剣舞積まれていたら受かりません。

 技構成に関して。岩技があればサンダーに対しても仕事をすることができるのだが、対メタモンでは、岩技がある場合ではキュレムでの処理がとても厳しいことと、対面で殴り勝つことを考え、この構成に落ち着いた。まず、みがわりを置いたまま対峙すれば、相手は変身することができない。また、「そらをとぶ」は後攻有利なので、スカーフの場合、相手は攻撃を受け続けることになる。それに、この二つの技を組み合わせることで持ち物が「こだわりスカーフ」ではないメタモンの「そらをとぶ」のPPを枯らすことも可能である。技「みがわり」は「あくび」や「やどりぎのたね」等の変化技をすかすことができるので、「つるぎのまい」が積みやすい状況を作るためにも役立った。

 

カプ・レヒレこだわりスカーフ
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努力値:H108 / B44 / C100 / D4 / S252+

技構成:なみのり / ムーンフォース / シャドーボール / トリック

-調整意図-

HB:「きあいのタスキ」考慮で意地フェローチェのどくづき急所耐え。

S:最速フェローチェ抜きのため最速。

 

-備考-

 過去、フェローチェが嫌いすぎて、そのために耐久調整を施した個体を流用した。多くの対面でこの調整が生きた。また、構築の関係で相手のウーラオスに対して受け出しすることがあるが、その際に相手の持ち物を判定し終えてからの動きが「こだわりスカーフ」を持たせているため、しやすかった。

 スカーフトリックは相手の展開を縛れるという点で個人的に高く評価している。

 技「れいとうビーム」は使用頻度が少なかったので、重かった黒バドレックス対策として、「シャドーボール」を採用。前者では受け出しサンダーが受からなかったり、ランドロスを一撃で倒せたりするので一長一短だった。

ウーラオスきあいのタスキ
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努力値:A252 / D4 / S252

技構成:すいりゅうれんだ / インファイト / アクアジェット / カウンター

-調整意図-

S:ミラー意識最速

 

-備考-

 終盤1000位代から上の人にはカウンターが通らないので、それを加味したプレイングを心掛けることが大切。対カイオーガガマゲロゲなど、終盤流行ったポケモンに対して強めに動ける点が良さであると感じた。終盤にウツロイドが消滅したので、何度か悪ウーラオスに代えようと思ったが、決心がつかずそのままとなった。

サンダー@こだわりメガネ
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努力値:B4 / C252 / S252+

技構成:10万ボルト / ぼうふう / ねっぷう / ボルトチェンジ

-調整意図-

S:同速意識で最速。

 

-備考-

  「こだわりメガネ」持ちサンダーは通常時であっても馬鹿火力が出せるので、サイクル負荷をかけてエースを通すこの構築にはマッチしていたように思う。しかし、開拓の余地は多分にあり、問題点がいくつかあった。まず、このサンダーではダイマックスによる駆け引き、打ち合い性能が弱かった。ダイマックス時の飛行技の火力を上げたい場面が何度もあった。火力強化アイテムを持たせたり、長所である「はねやすめ」を搭載し、「ダイウォール」媒体にするなど、場持ちを長くする型にすることも考えられた。 

 次に「アッキのみ」+「かいでんば」持ちのサンダーに弱い点だ。何故か対戦した試合全て上から「かいでんば」を打たれ、要塞と化したサンダーの突破が厳しく、対戦の流れを上手く作ることができない場面があった。そういった事態に対して他のポケモンからのサポートが必要だと感じた。

 

[選出]

基本選出 キュレム+レヒレ+ランド

対ザシアン:サンダー選出

対ゼルネアス:メタグロス+レヒレ+@1

対日食ネクロズマランドロス+ウーラオスキュレムorレヒレorサンダー

 

最終構築での対戦成績:52勝35敗 勝率59.7%

 

[重い並び]

白バドレックス+クレセリア:再降臨待ったなし     

黒バドレックス+バンギラス:バンギを倒した際に餌にされる。またダイマックスによる駆け引きが厳しい 

ムゲンダイナ軸:気合いで乗り切る。勝率体感3割

 

[反省&雑記]

  今シーズンは春休みに入ったこともあり、ポケモンを取り組む時間が確保できた、と思っていたが「ごとぱず」というアプリゲームに熱中してしまったため、二月中旬まではあまりにもポケモンをやっていなかったです。f:id:yotsuba079:20210301221537j:image

 構築ができあがったのが2/25でそこから対戦数をそこまで伸ばすこともできず、環境に食い込めませんでしたが、久しぶりに三桁順位を獲得できたので、自分の中では十分な達成感でした。

 3月に関しては、やらなくてはならないことをこなしつつ、その上でポケモンの優先度を上に据えてやっていきたいと思っています。あせらず、じっくり今後もポケモン対戦に関わっていきたいと考えていますのでこれからもどうぞよろしくお願いします。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございます。何か不備や質問があったらTwitter:@yotsuba079までお願いします。今シーズン対戦してくださったすべてのポケモントレーナーに感謝してS15を終えたいと思います。

 

S15たいありでした。

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