「雷速展開、嵌めジェット」剣盾S25最終930位
はじめに
当記事をお読みいただきありがとうございます。よつばです。
S25お疲れ様でした。
S22以降あまりポケモンの時間をとっていませんでしたが、年末ということもあり、今シーズンから頑張ってみようと思っていました。
しかし、構築の原案をなかなか練られず、気づけば25000位になっていました。
12月31日大晦日、ミスドでTLを眺めながら、それまで今月気づいた問題点を解消できる軸を思いついたことをきっかけに、紅白歌合戦の合間に残りを考え、新年を迎えてから9時までの間潜り続け、なんとか三桁にたどり着きました。
使用感がよく、使っていて面白かったので簡単な記事にしました。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
結果
TN よつば 最終930位 86勝64敗 レート1829
「年末年始をポケモンで染めること」が我々の特権だと思います。
自分がどこに位置していたとしてもポケモン対戦を楽しめたことが今回のグッドポイントです。
S25のコンセプト
・多くの伝説ポケモンに隙を見せない展開を作る。
・相手のポケモンに対して有利な対面を作ってアドバンテージをとる。
構築は以下の通りです。
構築経緯
- 高速の電気ポケモンが環境で強いのではないかと12月中盤から考えていました。はじめはスカーフ霊獣ボルトロスを使用していましたが、ダイマックスの適性が低く選出パワーで負けることが多いという問題がありました。
- Gヒヒダルマやマンムー、Aキュウコンなどの氷タイプが環境に多くいるなと感じていました。また、それらのポケモンに対する対処方法をうまく作れていませんでした。
- ディアルガやゼクロムなど少しメジャーどころから外れている伝説ポケモンへの対応に厚みがありませんでした。
- 大晦日、霊獣ボルトロスをサンダーに変更しました。また、引き先としてカプ・レヒレを選択しました。この軸で上記1,2をおおむね解決し、ザシアン、ムゲンダイナ、カイオーガ等が入っている構築への展開を用意しました。
- この2体のポケモンと相性が良いと感じたイベルタルを伝説枠に採用し、ゼルネアス対策にGヤドキングを採用しました。上記3を解決し、ラッキーやカバルドン対面に後出しできる霊獣ランドロスを採用しました。最後に砂展開に強い水ウーラオスを採用しました。
個体紹介(以下選出画面順)
イベルタル@とつげきチョッキ
努力値:H76 B4 C252+ D12 S164
-調整意図-
S:最速ウオノラゴン抜き
手抜きでダイマなし伝説戦の個体を流用しました。
ダイマックス時の破壊力がすさまじく、頼りがいのあるポケモンでした。
素早さラインが調節されているため、ゼクロムなどの抜いておきたいポケモンより遅くてビビったことが何回かありました。
ウーラオス(れんげきのすがた)@ぼうごパット
努力値:A252+ D4 S252
技構成:すいりゅうれんだ インファイト ストーンエッジ アクアジェット
-調整意図-
A:特化で後出しHBサンダーをすいりゅうれんだ+ストーンエッジで倒すため
S:252振ることで抜ける相手が多くいるため
流用個体。主に炎、岩、氷、鋼、地面タイプのポケモンへの役割を担っていましたが、あまり選出機会は多くなかったです。岩技が半減で受けられるところがとても偉かったです。
ヤドキング(ガラルのすがた)@くろいヘドロ
努力値:H244 B4 C4 D212+ S44
-調整意図-
H:実数値201でちきゅうなげを多く耐えるため
S:ドヒドイデ抜き
D:特殊受けとしてなるべく高く
対戦したゼルネアスは皆サイコショックを持っていなかったので圧倒的安定感を発揮していました。前に育成した流用個体だったので、ダイマ飴を上げ忘れていました。それで有利状況が少し危なくなりかけたので、皆さんもしっかり確認したほうがいいですよ!
サンダー@こだわりスカーフ

努力値:B4 C252 S252+
技構成:ほうでん ぼうふう でんじは とんぼがえり
-調整意図-
S:最速
最大の功労者でした。麻痺をいれることが第一の役割です。ダイマックスの性能もそこそこ確保できています。ゼクロムに対しては厳しい立ち回りになるので、そこが改善点かもしれません。とんぼがえりはマンムー等の地面で交代を止められないために採用していました。
カプ・レヒレ@たべのこし
努力値:H252 B252+ S4
技構成:うずしお みがわり てっぺき くろいまなざし
-調整意図-
HB:振り切り
9時間の間で何体ものポケモンを嵌めた物理受け役。とある実況者への憧れの気持ちがついに具現化しました。しかしシーズン終了後、ぼうぎょの個体値をまあまあで使っていたことが判明。なんとも言えない気持ちになりました。
ランドロス@ラムのみ
努力値:H4 A252 S252+
-調整意図-
A:火力重視
S:最速
状態異常耐性を持たせているので、安定してつるぎのまいを積みやすいです。しかし相手が壁メタモン構築だと、いいようにパクられてしまうので皆さん気を付けてください。
いかくを入れられないとザシアンのきょじゅうざんを耐えることができないので、相手の交代に注意しなくてはならないです。
基本選出
サンダー + カプ・レヒレ @1
この並びで対応できないポケモンに応じて選出を変えます。
反省
大晦日から元日の短い時間の中で勝ち星を稼ぐことができた点がよかったと思っています。また、個人として今まで継続的に対戦し続けることができなかったのですが、今最終日は集中して長く取り組めていたこともよかったです。
今記事は簡単に書きましたので、質問や疑問がありましたらTwitter:@yotsuba079までおねがいします。
潜った時間は短いのですが、S25での対戦ありがとうございました。楽しかったです。
それでは。
本気でオススメするthe peggies
皆さん、今日もお疲れ様です。
よつばです。
突然ですが、皆さんは音楽が好きですか?
私はとても好きですね。
曲単体が好き、で止まってしまうこともありますが、アーティスト単位で好きってなることもあります。
いくつも好きなアーティストはいますが、その中でも私が今一番聴いているthe peggiesを紹介していきたいと思います。
ガールズ3ピースバンド、the peggies
メディアの露出(特にアニメ)が多くて、一度は聴いたことのある人がほとんどではないでしょうか。
青ブタやヒロアカ、BORUTO、さらざんまいなどで主題歌を担当したことがあります。
まず、Vo.ゆうほちゃんの声が素晴らしいです。
https://www.youtube.com/embed/CF2Ir2OFQgE
実はこの曲、メジャーデビュー後にまだ盤化していません(次のアルバムでようやく!)。
どうです?もう好きになっちゃったでしょう?
そんなあなたのために僕がプレイリストを作りました。本気でオススメできる、これを聴いたらライブにいっても3000%盛り上がることができる曲を11曲集めました。
是非瞬間だけでも聴いてください!
「ヤドキングと白夜ドラマチックサイクル」剣盾S22最終596位
はじめに
当記事をお読みいただきありがとうございます。よつばです。
S22お疲れ様でした。
今シーズンは久しぶりに3桁帯で戦え、最終的にレート1900を達成することができました。
その記念を残したい思いと、使ったポケモンを紹介したい思いで記事を書き上げました。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
結果
TN よつば 最終596位 160勝122敗 レート1918
久しぶりの実力者たちとの対戦で何が何でも20を目指そうという気力は待ち合わせていませんでした。サブロムは最高レート1906まで行きましたが墜落しました。
S22のコンセプト
・多くの構築とサイクル戦を行えるようにする。
・相手のポケモンに対して極力2体は強く出られるようにする。
構築は以下の通りです。
構築経緯
- 前シーズンはGヤドキング、ヌオー、バルジーナなどでサイクルを回しブラックキュレムを通そうといった構築を使っていましたがうまくいきませんでした。伝説自体の選出率が低く、全体的にパワーが足りないところが問題点でした。
- そのため、伝説ポケモンをサイクルの一環に組み込もうと思い、慣れ親しみのあった悪+飛行タイプといったことで今シーズンはイベルタルで行こうと決めました。
- イベルタルを使う上で前期結果を残した方々の記事を読み、こだわりスカーフ、あつぞこブーツ、とつげきチョッキを試して使用感の良かったとつげきチョッキを採用しました。このとき8luさんの並びからレンタルを借りつつ自分が扱いやすいようにカスタマイズしていくことにしました。
- レンタルを回した結果、ウオノラゴン、カバルドン、ウルガモスを上手く扱うことができないことに気づき、またイベルタル、Gヤドキング、ナットレイが好感触であったため続投しました。
- 続投したポケモンではザシアンが重いため、ザシアンにある程度強く出せること、電気の一貫を切ることができ、ゴチルゼルに強いAガラガラを採用しました。
- Gヒヒダルマや身代わりランドロスが重かったので水ウーラオスを採用しました。
- ここまででヒードランや相手のウーラオスが重かったためカイリューを採用しました。
- この6体の並びである程度うまくいき、3桁帯で戦えていたため、微調整を施しながら、内心構築に不安を感じながら最終日を迎えました。
個体紹介(以下選出画面順)
イベルタル@とつげきチョッキ
努力値:H76 B4 C252+ D12 S164
-調整意図-
S:最速ウオノラゴン抜き
8luさんの構成をそのままお借りしました。
とつげきチョッキをもつことで殴り合いに強く、場持ちがいいことが特徴的でした。
相手が積み技を使ってくる際に後出ししても五分で戦える点がとても良かったです。
明確に不利な相手に対してもとんぼ返りで削りながら戦える点も扱いやすさに繋がって
板と思います。同速イベルタルが起こったり、ウーラオスに抜かれている点は少し気になりはしました。
ガラガラ(アローラのすがた)@ゴツゴツメット
努力値:H252 B252+ S4
-調整意図-
HB:特化でザシアンの攻撃をなるべく耐えてもらうため
対ザシアン最終兵器。ザシアンがかみくだくを持っていなければある程度安定して行動できます。おにび、ステロは確定であとは自由枠。今回はサンダーに対する打点の確保のためポルターガイスト、ゴツメに触れてもらう回数やTODで役に立つかなと思ってねむるを採用しました。
ナットレイ@たべのこし
努力値:H252 B252 D4
技構成:ジャイロボール ボディプレス てっぺき やどりぎのタネ
-調整意図-
HB:特化でなるべく耐えてもらうため
汎用性が高く、雑に投げて展開を作ってくれる偉い子でした。今まで使ったことがなくて、いやなことをしてくるポケモンだなと思っていましたが、自分が使う側になり相手が苦しんでいる姿を見てニヤニヤが止まりませんでした。この子も8luさんの型をそのままお借りしました。
ヤドキング(ガラルのすがた)@くろいヘドロ
努力値:H244 B4 C4 D212+ S44
-調整意図-
H:実数値201でちきゅうなげを多く耐えるため
S:ドヒドイデ抜き
D:特殊受けとしてなるべく高く
最終日前日までは8luさんの型で使っていましたが、メテオビームムゲンダイナに破壊され尽くしたため19チャレ直前に投入しました。その後本来の意図とは違いましたが、受けループを一匹で降参に追い込んだ活躍をしてくれた偉い子でした。ヘドロばくだんの追加効果を引けるかどうかで戦況が大きく変わります。
ウーラオス(れんげきのすがた)@ぼうごパット
努力値:A252+ D4 S252
技構成:すいりゅうれんだ インファイト ストーンエッジ アクアジェット
-調整意図-
A:特化で後出しHBサンダーをすいりゅうれんだ+ストーンエッジで倒すため
S:252振ることで抜ける相手が多くいるため
Gヒヒダルマに唯一勝てる枠。すべてのサンダーの後出しを許さない(許したくない)思いで「ぼうごパット」持ちウーラオスを採用しました。速いサンダーの後出しにはすいりゅうれんだ+アクアジェットで処理した場面もありました。構築的にはかみなりパンチやとんぼがえりがほしい場面も多かったのですが、そこは割り切って信用して使ってました。
カイリュー@あつぞこブーツ
努力値:H172 B252+ S84
技構成:ドラゴンダイブ じしん りゅうまい はねやすめ
-調整意図-
s:+2でザシアン抜き
HB:なるべく高く
出てきやすいヒードランやウーラオスに対抗する枠。一応ザシアンにも削りを入れることができるので回している間にマルチに活躍していました。技構成や努力値振りに一番悩んだポケモンです。ドラゴンダイブは命中75なので技外した時にかなり裏目になります。前にダブルウイングで使っていて、ランドに打点を持ちたくてれいとうパンチと迷っていましたが、構築を見るとちいさくなるラッキーに何もできなくなることが判明し採用しました。その後当たってもなぜか警戒されてぶち当てられる日が来ることはなかったのが残念でした。
基本選出
この並びで対応できないポケモンに応じて選出を変えます。
重いポケモン
- ひかりのこな避けろミミッキュ(でんじはいたみわけのろいみがわり)
- 最速こだわりメガネサンダー
- こうそくいどうGファイヤー
- こだわりハチマキホウオウ
- こだわりハチマキバンギラス
- チョッキマリルリ
- はねやすめ持ちイベルタル
反省
シーズン終盤にはザシアンとムゲンダイナがとても多かったので、シーズンが終わった今になってそれらの全ての型、並びに安定して戦える構築を用意することが重要だと感じています。また重いポケモン(ミミッキュ)への解答を十分に用意できず、記憶にある出された全ての試合で負けてしまいました。ある程度は割り切るしかないですが、環境に多く存在するものを切ってしまって構築に不安を抱えながら潜っていたように思います。対ザシアンにも勝率は微妙であり、もう少しメタが張れればもっと上に行けるように感じました。
それでは、S22対戦ありがとうございました。
質問ありましたらTwitter:@yotsuba079までおねがいします。
最後に(余談)
皆さんはポケモン対戦をするときに何をしていますか。私は対戦中にお茶を飲んだり、メモを取ったり、ダメージ計算をしたりしています。
ポケモン対戦を始めたての時はそれに加えて音楽を聞いて気分を高めて対戦をしていました。剣盾が始まってからはいつの間にかやめてしまっていたのですが、最近になって自分が右脳タイプで、何かをするときに音楽が力になるということを知りました。
昔の自分が本能的にしていたことが、科学的に確かに意味のあったことと知って嬉しいと同時になんか今までもったいなかったなと感じていました。
そのため、今シーズンは音楽を聞き対戦に挑んでいました。そのおかげなのか、久しぶりに少し結果が出てとても嬉しかったです。
そして私の戦闘曲がとても最高な曲なので是非紹介させて下さい。
1曲目:白夜(Reol)
2曲目:ドラマチック(the peggies)
どちらもとてもおすすめの、今私の中で最もアツいアーティストです。特にthe peggiesはリアルに同士の友達がいないのでひとりで楽しくライブに行ったりしています。
これをきっかけにお友達ができれば幸いです。
改めてここまで記事をお読みいただきありがとうございました。
これからもレート対戦や仲間大会、公式大会、オフ会などに参加していくつもりなので、マッチングしたらよろしくお願いします。ではでは。
「真実を纒った氷炎龍と共に」剣盾S15最終954位
当記事をお読みいただきありがとうございます。よつばです。
S15お疲れ様でした。
2月は一応春休みということで、気合いを入れて挑んだシーズンになりました。その結果は以下の通りになります。
TNよつば 169勝147敗 レート1866
20や上位に食い込む実力、潜る気力は足りませんでした。
当記事は自分が今季どのように挑んだかについての反省、また使ったポケモンを紹介したいとの思いのため書き上げました。
よろしくお願いします。
*レンタルは現在公開されてないです
[コンセプト]
•上位の伝説ポケモンに打ち勝てる可能性を秘めたWキュレムで無双する。
•有利サイクルから積みエースで全抜きを図る。
[構築経緯]
1.速いWキュレムは環境で強いのではないかといった発想から「りゅうのまい」と「ダイジェット」を技構成に組み込んだこのポケモンを主軸に構築を組み始めた。
2.Wキュレムでは体力が満タンのバンギラスや日食ネクロズマ、初対面のザシアンを相手することは難しいので、それらのポケモンをまとめて対処できると考えられるランドロスを採用。
3.キュレムがダイマックスをする前にウーラオスやフェローチェに対面してしまった際への引き先としてカプ・レヒレを採用。また、スカーフトリック型で採用することで、相手の展開の阻害し、起点を作成する役割も持たせた。特性の「ミストメイカー」が相手の状態異常技や龍技を半減することができるので、その点においてもキュレムと相性がいい。
ここまでの3体でサイクル展開が上手くいくことに気づき、これを基本選出とした。
4.ドリュウズでは崩せなかったヌオー+ラッキーに打ち勝て、ゼルネアスやラプザシアン、ウツロイドに強めなメタグロスを採用。
5.初めに採用していたカプ・コケコでは、ラプザシアンに対して不利な展開になってしまっていたので、構築的に初手に呼ぶウーラオスにも強めで、サイクルを回しやすい、先発として選出もしやすいサンダーを採用。
6.相手の物理積みエースとウツロイドのストッパーとして使っていたガメノデスの代わりに、エースバーン対策を厚くする役割もこなせそうな襷ウーラオスを採用。
その後、最終日までこの構築でランクマッチに挑んだ。
[個別紹介](以下選出画面順)
メタグロス@たべのこし

努力値:H44 / A4 / B252+ / D36 / S172
技構成:コメットパンチ / コスモパワー / くさむすび / ボディプレス
-調整意図-
HD:ラプラスのキョダイセンリツ、ダイストリームに対して余裕を持って耐え。
-備考-
サンダーがラプラスと対面したときに、「ボルトチェンジ」からの引き先となれるように努力値を調整した。Sに多めの努力値を割き、中速帯で上から動けるようになっているため、バンギラスなどにも有利に立ち回れる。「コスモパワー」はBだけでなくDも上げられるため、積めば有利対面を広げられるが、「てっぺき」であれば「ボディプレス」での処理スピ-ドを上げられるので候補ではあった。
技「くさむすび」はヌオー、ラグラージ、カバルドン等に負担をかけるために採用しているが、あまり使うことがなかった。
NNはこのポケモンが地雷枠(補完)であることを意味している。
ホワイトキュレム@いのちのたま

努力値:C252 / D4 / S252+
技構成:フリーズドライ / クロスフレイム / ダブルウイング / りゅうのまい
-調整意図-
CS振り切りのエース
S:素早さ激戦区のため、準速100族を抜いておきたいという期待から最速。
-備考-
カイオーガやイベルタル、Sを積めばザシアンやムゲンダイナ、これら使用率の高い伝説ポケモンと戦える性能を持ったポケモン。特にカイオーガ軸に対してレヒレ、ウーラオスと共に選出することでとても強い動きをすることができた。また、初手に出てきやすいステロ撒き要因に強めであり、裏のウーラオスのきあいのタスキを残しておく流れを作りやすかった。
以前、ドリュウズというポケモンを愛用していたが、そのポケモンの「かたやぶり」という特性と同等の性能である「ターボブレイズ」を持っているため、ミミッキュや「マルチスケイル」持ち等に臆さず選出していけるところも最初にこいつを主軸に据えた理由のひとつである。また、場に出たときのアナウンスによってカイオーガのスカーフを判定することもあった。
「りゅうのまい」+「ダブルウイング」の両採用により2つのルートでSを上昇させることができるので、ダイマ択が選びやすい。それと、ラッキーを突破することも可能だったりする。しかし、これらの技の採用はこのポケモンの技範囲を狭めてしまっているので片方の採用にすることも考えられた。その場合はバンギに強く打てる「だいちのちから」や、黒バドレックスに打ち勝つための「シャドーボール」などが採用されるのではないだろうか。
持ち物は「いのちのたま」。シーズン序盤では「ラムのみ」を持たせ、「りゅうのまい」を積みやすくしていたが、Cが上がるわけではなく、縛れる範囲が窮屈であった。なので、戦える範囲を広げ、更に無双させてやろうという気持ちから「いのちのたま」を持たせていた。
ランドロス@アッキのみ

努力値:H140 / A116+ / B252
技構成:じしん / そらをとぶ / みがわり / つるぎのまい
-調整意図-
HB:威嚇込みでザシアンのきょじゅうざん2耐え。
A:耐久無振りザシアンをじしんで確定一発。
-備考-
シーズン序盤では「オボンのみ」を採用していた。しかし、いじっぱりまでみるような耐久調整をしたので、ようきザシアンの「きょじゅうざん」乱数に泣いた。そのため、安定性を求め「アッキのみ」を採用。相手の物理アタッカーに受けだしすることが多いので、この持ち物が活きる試合が多かった。対ザシアン、引き際に剣舞積まれていたら受かりません。
技構成に関して。岩技があればサンダーに対しても仕事をすることができるのだが、対メタモンでは、岩技がある場合ではキュレムでの処理がとても厳しいことと、対面で殴り勝つことを考え、この構成に落ち着いた。まず、みがわりを置いたまま対峙すれば、相手は変身することができない。また、「そらをとぶ」は後攻有利なので、スカーフの場合、相手は攻撃を受け続けることになる。それに、この二つの技を組み合わせることで持ち物が「こだわりスカーフ」ではないメタモンの「そらをとぶ」のPPを枯らすことも可能である。技「みがわり」は「あくび」や「やどりぎのたね」等の変化技をすかすことができるので、「つるぎのまい」が積みやすい状況を作るためにも役立った。
カプ・レヒレ@こだわりスカーフ

努力値:H108 / B44 / C100 / D4 / S252+
技構成:なみのり / ムーンフォース / シャドーボール / トリック
-調整意図-
HB:「きあいのタスキ」考慮で意地フェローチェのどくづき急所耐え。
S:最速フェローチェ抜きのため最速。
-備考-
過去、フェローチェが嫌いすぎて、そのために耐久調整を施した個体を流用した。多くの対面でこの調整が生きた。また、構築の関係で相手のウーラオスに対して受け出しすることがあるが、その際に相手の持ち物を判定し終えてからの動きが「こだわりスカーフ」を持たせているため、しやすかった。
スカーフトリックは相手の展開を縛れるという点で個人的に高く評価している。
技「れいとうビーム」は使用頻度が少なかったので、重かった黒バドレックス対策として、「シャドーボール」を採用。前者では受け出しサンダーが受からなかったり、ランドロスを一撃で倒せたりするので一長一短だった。
ウーラオス@きあいのタスキ

努力値:A252 / D4 / S252
技構成:すいりゅうれんだ / インファイト / アクアジェット / カウンター
-調整意図-
S:ミラー意識最速
-備考-
終盤1000位代から上の人にはカウンターが通らないので、それを加味したプレイングを心掛けることが大切。対カイオーガやガマゲロゲなど、終盤流行ったポケモンに対して強めに動ける点が良さであると感じた。終盤にウツロイドが消滅したので、何度か悪ウーラオスに代えようと思ったが、決心がつかずそのままとなった。
サンダー@こだわりメガネ

努力値:B4 / C252 / S252+
技構成:10万ボルト / ぼうふう / ねっぷう / ボルトチェンジ
-調整意図-
S:同速意識で最速。
-備考-
「こだわりメガネ」持ちサンダーは通常時であっても馬鹿火力が出せるので、サイクル負荷をかけてエースを通すこの構築にはマッチしていたように思う。しかし、開拓の余地は多分にあり、問題点がいくつかあった。まず、このサンダーではダイマックスによる駆け引き、打ち合い性能が弱かった。ダイマックス時の飛行技の火力を上げたい場面が何度もあった。火力強化アイテムを持たせたり、長所である「はねやすめ」を搭載し、「ダイウォール」媒体にするなど、場持ちを長くする型にすることも考えられた。
次に「アッキのみ」+「かいでんば」持ちのサンダーに弱い点だ。何故か対戦した試合全て上から「かいでんば」を打たれ、要塞と化したサンダーの突破が厳しく、対戦の流れを上手く作ることができない場面があった。そういった事態に対して他のポケモンからのサポートが必要だと感じた。
[選出]
対ザシアン:サンダー選出
対日食ネクロズマ:ランドロス+ウーラオス+キュレムorレヒレorサンダー
最終構築での対戦成績:52勝35敗 勝率59.7%
[重い並び]
白バドレックス+クレセリア:再降臨待ったなし
黒バドレックス+バンギラス:バンギを倒した際に餌にされる。またダイマックスによる駆け引きが厳しい
ムゲンダイナ軸:気合いで乗り切る。勝率体感3割
[反省&雑記]
今シーズンは春休みに入ったこともあり、ポケモンを取り組む時間が確保できた、と思っていたが「ごとぱず」というアプリゲームに熱中してしまったため、二月中旬まではあまりにもポケモンをやっていなかったです。
構築ができあがったのが2/25でそこから対戦数をそこまで伸ばすこともできず、環境に食い込めませんでしたが、久しぶりに三桁順位を獲得できたので、自分の中では十分な達成感でした。
3月に関しては、やらなくてはならないことをこなしつつ、その上でポケモンの優先度を上に据えてやっていきたいと思っています。あせらず、じっくり今後もポケモン対戦に関わっていきたいと考えていますのでこれからもどうぞよろしくお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。何か不備や質問があったらTwitter:@yotsuba079までお願いします。今シーズン対戦してくださったすべてのポケモントレーナーに感謝してS15を終えたいと思います。
S15たいありでした。
「ヤドランと悲しみの空」剣盾S10最終495位
当記事をお読みいただきありがとうございます。よつばです。
S10お疲れ様でした。
今シーズンは中盤まで学生の特権で夏休みだったのですが、終盤になるにつれて忙しさが増し、それについていけなくなってしまったシーズンでした。
来季に向けた反省、また使ったポケモンを紹介したいとの思いで記事を書き上げました。
よろしくお願いします。
【結果】
TN よつば 最終495位 レート1957
【構築経緯】
シーズン序盤はなにも分からなかったのでS9以前に使っていたポケモンを並べてスタートした。その時、水ウーラ+ホルード+ニンフの並びが強いと感じ、その取り巻きを決めていくことになった。
この三体ではアイアントやウオノラゴン、受けポケモンが重かった。そこで対アイアント、受け崩しにGヤドランとゲンガー、対水ポケにマリルリを投入し、構築を固めた。
【個体詳細】
ウーラオス@こだわりスカーフ
努力値 : A252+ / D20 / S236
技構成 : すいりゅうれんだ/ れいとうパンチ/ インファイト / つばめがえし
- 調整 -
A : 最大火力
S : 最速80族抜き抜き
D : 余り
本構築のエース。ナックルを積めばパッチラゴンや受けに来る草タイプ等に大ダメージを与えられ、かつ襷やこらえるを潰せるダイアイスの媒体になる冷パンを採用。カンチと較べて水タイプには弱めではあるが、縛れる範囲が魅力的で手放せなかった。バコウ持ちバレルに強い。初手ゲンガー対面の択には慣れずとても苦労した。また、こいつでバレルを狩ろうとするのは終盤になるにつればれていき、ダイマを切られたり、逃げられたりと面倒くさくなってしまった。マークは厳しかったが通せればとても強い。スカーフに救われた試合もあれば、やめたいなと思う場面も多くあったのでそこが改善点の一つになってくる。
前期のほぼ流用です。
ホルード@きあいのタスキ
努力値 : A252+ / D4 / S252
技構成 : じしん/ じたばた/ こらえる / でんこうせっか
- 調整 -
A : じしん+せっかで縛れる範囲を広くする
S : 準速
圧倒的信頼を得た襷切り返し枠。準速なので多くのパッチラゴンに上を取られるが、出すときにはほぼジェットを積まれているのであまり気にならなかった。ステロを撒かれることが多く、機能しなくなってしまう試合も何度かあり、その辺をうまくコントロールできる構築にしたかったなと反省している。サザンガルドを崩すのはこいつの役割だが@1で入ってくるポケがアマガ等なことが多く面倒くさかったので改善点の一つ。
ニンフィア@たべのこし
努力値 : H244/ B196 / C60 / D4+ / S4
技構成 : ハイパーボイス/ サイコショック /みがわり / めいそう
- 調整 -
HB : 陽気A特化鉢巻ウーラのすいりゅうれんだ / アイへまで耐え
S : 無振り60族抜き
ウーラオスが苦手な特殊相手に受け出すことが 主な役割。バレル等を起点にしていくこともあり、Dにもう少し振りたかったが改善の考えなしに突っ込んでしまった。バレルマンムーはきつい。
マリルリ@とつげきチョッキ

努力値 : H124/ A252+ / D12 / S116
技構成 : アクアジェット/ じゃれつく/ アクアブレイク / ばかぢから
- 調整 -
(A : ダイスト×2でポリz落ちに変更すべき)
S : 微振り60族抜き
D : ダウンロード調整
対面性能が高く、パッチに対しても裏と併せて択を迫りいろいろな役割を担ってもらった。初期に多く流行したバタフリーに対しても強く、火力アイテムのない一般ポケモンに対しては 最強だった。Gサニーゴ、ドヒド、ヌケニン等には何もできず、ギルガルドにも対面で怪しかったので相手がうまい並びをしているときに選出しなくてはいけなかった際はとても厳しい試合になった。
Gヤドラン@くろいヘドロ
努力値 : H156/ B252+ / C100
技構成 : シェルアームズ/ サイコショック / わるだくみ / かえんほうしゃ
- 調整 -
HB : 意地ウーラのすいりゅうれんだ2耐え / 陽気ウーラのあんきょう耐え / 球アントのダイスチル耐え / パッチ球ジェット2耐え / ホルードじしん耐え
Aの個体値をまあまあで使っていたことがシーズン終了後に発覚。シェルアームズの効果上性格をのんきにしていたにもかかわらず。のんき個体であるとバレルに上を取られて面倒くさいと思っていたことが多かったが、眠りターンをその場で消費できるためこれでいいのではないかと終盤に気づく。イカサマ持ち固体が非常に少なく、草毒には強かったが、構築単位で重い草霊にできることがなく悲しかった。
ゲンガー@シュカのみ
努力値 : B252 / C12 / S252+
技構成 : シャドーボール / ヘドロばくだん / みちづれ / みがわり
- 調整 -
B : 意地ウーラのすいりゅうれんだ高乱数切って耐え / ダイマ時に球アントのダイスチル耐え
C : キョダイゲンエイが無振りダイマアントに60%~
S : ミラー意識
初手ダイマポリ2への後出しやアイアントに投げていく。ダイアシッドやキョダイゲンエイはとても優秀で、相手にダイジェット持ちがいないときの制圧力が凄まじかった。
パッチやリザ対面は最悪で、ジェットを積まれてそのまま負けてしまう試合が多く、そこがこの技構成ではとても厳しいと感じた。
【重い並び】
ゲンガー+積み
草霊
バレル+ギガイアス
サザンガルドガア
ドヒドヌケニン
ハピGサニーゴ
ワルビガア
モンジャラロズレ
初手ダイマ+ロンゲ+アッキコスモピクシー
【反省】
苦手な並びが多く苦戦する試合が多かった印象。単体対策ではなく、相手の並びや戦術に対してメタを張っていく必要があるのだなと感じました。また、構築が対面寄りのスタンでポケモン同士にシナジーが薄く、自分の構築は6体以上の力を出せなかったと感じています。
実はシーズン最終盤の土曜日にサブロムがあり得ないくらい負け、潜るのが怖くなってしまいました。そこから動かせていなかったので今回の結果は自分の中で誇れるものではありません。20を取るか、最終二桁をとるか、そのくらいになるまでは諦めることなく潜り続けるべきでした。
またいろんなところで反省していきます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
また、今シーズン対戦してくれたポケモントレーナーの方々、仲良くしてくれる皆、本当にありがとうございます。
質問等ありましたらTwitter:@yotsuba079までお願いします。
シーズン10は周りの方々が結果を出す中、自分だけ取り残された気持ちになった、とても悔しいシーズンでした。この気持ちを忘れることなく、次のシーズンも頑張っていきたいです。
たいありでした。